熊笹の青汁
熊笹は、一般的に日本の各地で自生していますが、実は、いろいろと健康に寄与する効果があることも古来から認識されていてきたようです。
そもそも、笹の葉っぱにはバクテリアなどに対する抗微生物効果や防腐効果があるので昔からチマキや笹団子などのオヤツの包装材にも利用されてきました。
熊笹には、沢山の有効な栄養成分が含まれています。たとえば、ビタミンB群やビタミンC、K、それにクロロフィルや食物繊維などなどです。
ピロリ菌を殺菌する作用もあるらしいので、胃潰瘍ができやすい方や胃が弱い方にも良いそうですし、他にはコレステロール抑制作用や血圧を下げる働き、整腸作用や止血作用、貧血対策などにも有効みたいですね。
そんな素晴らしい効果があるとされている熊笹が青汁の原料として採用されるようになったのは、つい最近の事のようです。
熊笹を使った青汁には、便秘解消の効果もあるらしく、私なりに良く考えてみると冬眠中の熊が冬眠中に排便しない期間、熊笹の成分の持つ抗微生物効果や防腐効果が熊の腸内の悪玉菌の繁殖を抑えているのでは?と思っています。
もちろん、食物繊維も豊富なので、クマとは違って冬眠をしない人間に対しては便秘解消効果も発揮するのでしょうね。
熊笹の青汁は、全く飲み難いことは無いらしく、最近、いろいろなタイプの青汁が出てきている中でも、十分に選択肢の中に入る青汁だと思います。