い草の青汁
「い草」と言えば、真っ先に頭の思い浮かべるのが「畳」なんですけど、実は、このい草も近年では青汁の原料として使用されるようになっています。
どうして、イ草が青汁の原料の候補に挙がってきたかと言えば、食物繊維の豊富さにあります。
実は、い草の食物繊維はあのスーパー野菜と称されるケールの1.5倍なのだそうです!
これを普通の野菜のレタスで換算してみると何と40倍にもなるんですね。
い草は、単に、食物繊維が飛びぬけて多いだけではなくて、もちろん、他の栄養成分であるビタミンCやビタミンE、Aなどビタミン類や、カリウム、マグネシウム、鉄などのミネラル成分も豊富に含まれています。
私なんか、最初は、浅はかな知識で「い草」なんか青汁の原料にして健康に寄与するのだろうか?と疑問に思ったのですが、いろいろとい草に関する知識が豊富になるにつれて、い草が青汁の原料になる資格があることが理解できました。
実は、い草は、昔から日本でも利尿作用があるとして薬草扱いされていたのだそうで、平安時代の書物には、薬草として記されていたそうです。
九州の熊本県あたりは、い草の産地としても知られていますが、い草の食物繊維の豊富さに目を付けた企業が、い草入りケーキやクッキーなど商品化しようとしているそうです。
今後は、ヘルシーブームの中で、い草の青汁だけではなく、お菓子やデザートなども巷に現れてくるかもしれませんね!